変身自在近未来カー

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GMが米自動車ショーで発表した「オートノミー」。サーフボードのような車体の四つ角に大きめの(15センチ)車輪が填め込まれている。細長い車体のなかに燃料電池、水素燃料タンク、モーターのほか制動、方向転換などの電子制御装置を内蔵。ボデイは車体にはめ込み高級スポーツカーからミニバンまで多彩に取り替えることができる。すべて電子制御のため、ペダルは一切なく、航空機の操縦桿のようなハンドルがあるだけだ。朝日新聞より

 米国のゼネラルモーターズ(GM)は、世界初のバイ・ワイヤー技術を搭載した実走行可能な燃料電池コンセプトカー「ハイ・ワイヤー(HY−wire)」を発表、9月26日から開催されるパリのモーターショーで一般公開する。バイ・ワイヤーは、これまで機械部品や油圧で制御していた部分を電気信号により制御する技術で、アクセルやブレーキ、ステアリングなどの操作をコントローラースイッチにより行うことが可能となる。

 ハイ・ワイヤーは、燃料電池で走るためエンジンを必要としない。また、すべての駆動・制御システムは、厚さ11センチのスケートボード状のシャシー内に収まっている。このため、乗員5名と荷物のための室内空間が最大限に確保できる。運転操作は「X・ドライブ」と呼ばれる操舵装置によって行い、アクセルやブレーキのペダルもない。「X・ドライブ」は左右どちらの運転位置にもセットできる。もっとも特徴的なのが運転席からの眺めで、エンジンがないためファイアウォールも必要なく、インパネもないため、車内に座りながら前方が上から下まで見渡せる。

 連続的に97kWの出力を発生する燃料電池がシャシー後部に取り付けられ、左右の前輪の間に置かれた電気モーターにより前輪を駆動する。350気圧の燃料貯蔵タンクはシャシー中央部に配置される。オールアルミのシャシーとファイバーグラス製のボディを持つハイ・ワイヤーの重量は1900kg。フロントには20インチ、リヤには22インチのタイヤを装着している。シャシー部分にすべての要素を詰め込むことで重心を低くし、安全性と運動性能を高めている。また、エンジンルームはないものの、クラッシュボックスと呼ばれる衝撃吸収構造により、パッシブセーフティにも対応している。
 GMでは、この技術を応用することにより、さらに自由なクルマのデザインが可能だとしている。


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